野村不動産、ベトナム・ホーチミンにある「Zen Plaza」を買収

野村不動産、ベトナム「Zen Plaza」を買収

日経Asian Review誌によると、野村不動産は7月にホーチミン市の14階建てのZen Plazaビルを買収し、同時にこのビルを所有する法人を取得した。

この取引は、オフィスビルであるサンワタワーの管理権の持分取得に次いで、ホーチミン市で2件目のオフィス賃貸ビルとなる。

Zen Plazaは多くのファッションブティックが立ち並ぶNguyen Trai通りに位置しており、市内の各ショッピングセンターへの移動にも便利な場所だ。

1999年に完成したZen Plazaは、地上14階、地下2階の16階建ての建物。延床面積は約1万7,000m2で、このうち専有面積は1万1,700m2

以前、このビルのテナントは主に小売店だったが、現在はオフィスが主流とネっており、入居企業の約9割が外資系企業で、その7割は日本企業で、2019年7月現在、賃貸率は98%となっている。

野村不動産は、中長期計画の中で、海外事業を同社の成長分野の1つと位置付けている。そのため同社は、2028年3月期までに、約27億ドルを海外事業に投資する計画だ。

また、海外事業による利益比率を全体の15~20%まで拡大させる方針を掲げ、タイ、ベトナム、フィリピン、中国など既存進出国での事業拡大や、新たな国での事業展開を計画している。

同社は、市内のオフィスレンタル市場において、Aクラスビルの供給が不足していることから、今後も需要が伸びてゆくと予想している。

さらに、日本企業がホーチミン市で多くの分野のプロジェクトを進める機運が高まっており、このオフィスビルを所有することで、こうしたニーズを満たすことが期待されている。

(Nhipcaudautu.vn 8月2日)