清水・前田JV、メトロ1号線(ベトナム:ホーチミン)の工費支払いを求める

ベトナム:地下鉄メトロ1号

ベトナム:ホーチミン市党委員会のNguyen Thien Nhan書記長は、地下鉄メトロ1号線プロジェクト実施の問題点で日本の請負業者からの苦情について直接話を聞いた。

Nhan氏は3月13日朝、ホーチミン市人民委員会党委員の作業部会を率い、ホーチミン市都市鉄道委員会(MAUR)と共に、市のメトロプロジェクトについて調査を行った。

Nhan氏と一行は、メトロ1号線プロジェクトのPhuoc Long駅を調査した後、Ba Son駅での進捗状況を確認した。

Nhan氏がプロジェクト工事における問題点について尋ねると、清水・前田共同企業体の佐藤卓三プロジェクトマネジャーは、請負業者が現在直面している問題について意見を述べた。

■日本側は早期支払いを要求、市側も支払いを約束

佐藤氏によると、建設過程では、他の工事で残された地中深くの木や鉄筋コンクリートの杭が数多く残っており、建設に影響を与えているという。

さらに、入札パッケージの契約実施期間は、複数の省・局に関連してくるため、延長が難しいことについて述べ、最後に、プロジェクト全体の作業がこれまでに全体の80%完了しているにもかかわらず、工費が40%しか支払われていない事に言及した。

支払いの遅れは、請負業者が直面している最も深刻な問題で、彼らはホーチミン市と中央政府の関連機関に繰り返し要請してきた。

佐藤氏からの意見を聞いたNhan書記長は、視察に行く前にこうした問題点の報告を聞き、その後、ホーチミン市でのメトロ建設以前にも、他国で同様なプロジェクトを実施したことがあるか、また、同じような問題にぶつかったことがあるかどうかを尋ねた。

質問に対し佐藤氏は、これまでにシンガポールとマレーシアでメトロプロジェクトを実施しており、建設にはそれぞれの場所でまた別の問題があったと答えた。

Nhan書記長は、「そのように多くのプロジェクト建設の経験を持つており、今回も困難を克服できると信じています。安心してメトロの建設を続けてください。請負業者の従業員への支払い資金は私がなんとかします」と強調した。

Nhan書記長は、視察に赴いた後、市都市鉄道委員会(MAUR)と共に、佐藤氏が述べた問題を含むメトロ線の問題を解決するため、話し合いを行うと述べた。

(Thanhnien Online 3月13日)