ブンタウ-コンダオ島の高速船、就航早々に大きなトラブル

ブンタウ-コンダオ島の高速船トラブル

2月21日の朝、就航したばかりのブンタウからコンダオ島に向かう高速船が、トラブル発生により運行をキャンセルした。

数百人の乗客はコンダオ島に行けない上、運送会社側から何の謝罪も受けなかったことに対し憤慨している。

21日朝6時、Con Dao Express36号がブンタウのCau Da港からコンダオ島に向けて出発したが、わずか15分後にシステムエラーが発生した。当時高速船には500人が乗船していた。

船長は修理のためCau Da港へ引き返すことを決めたが、埠頭の水深が浅くなっていたため岸から800mの場所から近づけなくなり、海上に待機するしかなかった。 

ある乗客は、「スタッフから修理を待つ間、船に残るよう説明を受けましたが、1時間以上たっても状況は改善されませんでした」と話す。

多くの乗客はボートで岸まで行くことを選び、一部の乗客は船上で修理を待ったが、それでも状況は回復せず、結局は旅行をあきらめ全員がボートで戻るしかなかった。

ホーチミン市から来ていたある乗客は、「Phu Quoc Express社からは、乗客に対して一言の説明も謝罪も、飲み水の支給すらありませんでした。船酔いのためグッタリしている人が大勢いました」と話す。

Phu Quoc Express高速船社の社長兼取締役会会長のVu Van Khuong氏は、電気系統が故障したため、起動時にシステムエラーを起こしたと説明する。船にはエンジンが4機搭載されていたが、それでも同社は船を岸に戻す必要があった。

Khuong氏は、「水深が浅かったため船が着岸できず、海上で停泊するしかありませんでした」と話す。

2月21日の夜、コンダオ島からブンタウに同船で戻れない乗客について、Khuong氏は、「ブンタウから旅行に行った乗客に対しては、明日午後1時の船であればチケット代を50%割り引きます。我々は、コンダオ島に残された乗客の帰路の船として、Phu Quoc島からコンダオ島に船を手配しましたが、船が出るのは明日(2月22日)の朝8時になります」と答えた。しかし、コンダオ島に取り残された乗客が1晩過ごすためのホテルや食事の補償については一切触れなかった。

Con Dao Express36号は、全長47m、幅12m、定員598人のベトナム最大の高速双胴船で、2月15日にブンタウ-コンダオ島間で就航してから、まだ1週間しかたっていない。 

船には最大で時速35海里(時速60キロ相当)のロールスロイスMTUエンジンが4機搭載されている。

航空券の予約が取りにくいため、多くの人がコンダオ島に行くのを楽しみにしていた。高速船の就航により、渡航しやすくなると期待されていたが、今回の事故と、この会社の対応の不味さに多くの人が不安を感じている。

(Baogiaothong.vn 2月21日)